つみたてNISAの手数料はいくら?投資信託の積立に必要な経費を解説

つみたてNISAを始めるにあたって、気になるのは、手数料だと思います。今回、つみたてNISAを行うために必要になる手数料がどれぐらいかかるのか紹介したいと思います。

つみたてNISAは口座管理手数料無料

つみたてNISAには、口座管理手数料がかかりません。

  • メガバンク(三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行)
  • 大手証券(野村証券、大和証券)
  • ネット証券(SBI、楽天、マネックス)

上記のような積立NISAを提供している金融機関で、手数料が無料なのは共通です。

ここは、同じ長期投資を目的とした、個人型確定拠出年金のiDeCoと異なるポイントです。また、iDeCoでは、口座を申し込むにあたっても手数料が発生します。それに対し、つみたてNISAは口座開設手数料もありません。そのため、気軽に申し込むことが可能です。

 

積立対象の投資信託の購入手数料も無料!

つみたてNISAでは、積み立て対象となる投資信託を購入する際にかかる、販売手数料も無料です。この投資信託購入にかかる費用が無料のことをノーロードと言います。あらかじめ、金融庁がつみたてNISAの投資制度を始めるにあたって、購入手数料が無料の投資信託しか、認可しませんでした。そのため、つみたてNISAで積み立て対象の投資信託はすべて、購入手数料無料で、買い付けることが可能です。

※ただし、ETFについては買い付け手数料が発生します。

 

唯一必要な手数料は投資信託・ETFの信託報酬のみ

つみたてNISAで唯一手数料が発生するのが、購入した投資信託・ETFにかかる信託報酬です。これは、投資信託やETFの維持・管理のために必要な手数料です。信託報酬は、その投資信託を保有しているかぎり、毎年手数料がかかります。そのため、投資信託を行うにあたっては、信託報酬の手数料が安いことがとても重要なポイントになります。

 

つみたてNISAの投資信託の信託報酬は安いものばかり

つみたてNISAの特徴として、購入対象として認可されている投資信託は、信託報酬が安いものが選別されています。例えば、国内型株式のインデックス投信(計34本)では、信託報酬率の平均が0.27%と低く抑えられています。通常の場合、国内型株式インデックス投信の信託報酬率の上限が0.5%のため、半分以下の割合です。信託報酬という手数料が安く、運用益が発生しやすい投資信託が選別されているため、投資初心者でも利益が出やすい投資制度です。

 

つみたてNISAの投資信託の信託報酬率(平均)

つみたてNISAで取り扱い対象の投資信託の平均信託報酬率がどれぐらいか紹介します。

インデックス投信の信託報酬率

  • 株式型・国内      :0.27%(上限0.5%)
  • 株式型・海外      :0.35%(上限0.75%)
  • 株式型・国内+海外   :0.26%(上限0.75%)
  • 資産複合型・国内    :0.28%(上限0.5%)
  • 資産複合型・海外    :0.60%(上限0.75%)
  • 資産複合型・国内+海外 :0.35%(上限0.75%)

アクティブ投信の信託報酬率

  • 株式型・国内      :0.95%(上限1.0%)
  • 株式型・海外      :1.50%(上限1.5%)
  • 資産複合型・国内    :1.00%(上限1.0%)
  • 資産複合型・国内+海外 :1.12%(上限1.5%)

アクティブ投信は、信託報酬が上限とそれほど違いがありません。しかし、インデックス投信は、信託報酬が上限の半分以下のものも多数あります。

 

まとめ・終わりに

今回、つみたてNISAで投資するのに必要な手数料について解説しました。通常の証券口座などでは、

  1. 口座管理手数料
  2. 投資信託購入手数料
  3. 信託報酬

などが必要です。しかし、つみたてNISAは①口座管理手数料や、②投資信託購入手数料が無料であるのが特徴です。さらに、③信託報酬も、投資信託の中でも低いものが、金融庁によって選別されています。そのため、購入した投資信託の信託報酬の費用も安く済みます。信託報酬は毎年必要なので、できるだけ低コストのほうが、運用益を上げやすいです。

つみたてNISAは、手数料などの費用がかさみ、投資によって損失が発生しにくい制度になっています。そのため、投資初心者の人にピッタリの投資制度です。まだまだはじまったばかりですが、ぜひ、積み立てNISAを利用されることをオススメします。