つみたてNISAとiDeCoは併用可能!両方を活用し豊かな老後資金を積み立て

長期投資にうってつけの投資制度と言えば、iDeCoの名称でお馴染みの個人型確定拠出年金です。iDeCoは、税法上とても有利な投資制度です。このiDeCoとつみたてNISAは実は併用することが可能です。どちらもオススメの長期投資の制度なので、ぜひ両方ともチャレンジしましょう❗

 

個人型確定拠出年金iDeCoは掛金が全額非課税扱い

確定拠出年金は、アメリカで普及している401kと呼ばれる投資制度です。日本でも、2001年にスタートしました。当初は企業年金に代わるものとして、サラリーマンしか加入できず、会社によっては加入できないケースもありました。2016年には、個人型確定拠出年金として、iDeCoという愛称が生まれ、さらにサラリーマン以外の個人事業主や、フリーランスの人だけでなく、主婦の方も活用しやすい制度に拡充されました。

 

iDeCoは掛け金が非課税になるメリット

iDeCoの最大の魅力・メリットは、「掛け金全額が所得控除の対象になること」です。

iDeCoで毎月積み立てられる金額は以下の通りです。

  • 自営業・フリーランス:月々6万8000円(年間81.6万円)
  • サラリーマン(企業型年金なし):月々2万3000円(年間27.6万円)
  • サラリーマン(企業型確定拠出年金のみ):月々2万円(年間24万円)
  • サラリーマン(確定給付年金に加入):月々1万2000円(年間14.4万円)
  • 公務員:月々1万2000円(年間14.4万円)
  • 主婦:月々2万3000円(年間27.6万円)

この最大額までは、すべて所得控除を受けることができます。例えば、サラリーマンで企業型確定拠出年金にのみ加入している場合、年間24万円が全額所得控除になります。年収約400万円の場合、所得税は住民税を含めると、およそ20%です。つまり、年間4万8000円ほど税金が安くなります。投資信託などで、年間20%の利回りを確保するのは、非常にリスクをとる必要があります。それが、iDeCoならノーリスクで節税という形で受けることができます。

 

iDeCoにもデメリットが

ただ、魅力的なiDeCoにも、デメリットは存在します。それは、年金という老後資金の形成を目的とした投資制度のため、途中で解約ができません。60歳になるまで原則解約不可能になっています。

さらに、会社が用意する企業型確定拠出年金に加入していた場合、転職した時に条件が変わります。例えば、企業型確定拠出年金のみの会社から、確定給付年金がある会社に転職すると、積み立て金額の上限が変化します。そのため、管理が大変です。

また、転職先の会社が用意する確定拠出年金に組み換えるか、個人用のiDeCoに切り替える必要があります。それができないと、60歳になるまで、毎年一定の手数料を払い続けなければいけません。そうしたため、個人型確定拠出年金iDeCoは、優れた節税のメリットを持つ反面、柔軟性や制度の難解さというデメリットも抱えています

 

もうひとつの長期投資「つみたてNISA」

そこでおすすめなのが、2018年からスタートした、つみたてNISAです。このつみたてNISAは、通常のNISAをより長期投資に適した形にした投資制度です。つみたてNISAは、掛け金が税金から控除されることはありませんが、運用益が非課税になります。投資信託や株式投資では、運用益の20%が税金となるため、非常にお得な投資制度です。

さらに、つみたてNISAは途中いつでも解約ができ、確定拠出年金よりも柔軟性が高いメリットがあります。

 

つみたてNISAとiDeCoは併用が可能

このつみたてNISAと個人型確定拠出年金iDeCoは、併用ができます。つみたてNISAと通常のNISAは、同じNISAなのでどちらか一方しか選択できませんが、つみたてNISAとiDeCoは異なる投資制度のため、両方とも利用可能です。

つみたてNISAの場合は、年間最大40万円、確定拠出年金はサラリーマンだと年間24~27.6万円まで積み立てることができます。両方を合算すると、年間に64~67.6万円も貯蓄することが可能です!20年スパンでは約1300万円にもなります。そして、うまく運用できれば、さらなる利益を見込むことができます。

 

まとめ・終わりに

今回は、個人型確定拠出年金iDeCoを紹介しました。iDeCoは、年金という老後資金を形成するための、つみたてNISAと同じ長期投資の制度です。積立金額が全額、所得控除されるという素晴らしいメリットがある商品です。そして、確定拠出年金はつみたてNISAと併用することが可能です。2つを組み合わせることで、将来に備える資産をより大きく形成することが可能です。所得税の節税分だけで10%~20%程度の利回りが期待できるので、ぜひ、まだ利用していない人は、iDeCoを始めましょう。